『鎌鼬のいたずら――金田一ポン助霊怪事件帖』 風車が呼んだ風神の逆鱗~第伍章・最終章
第伍章 鎌鼬のいたずら
昼過ぎの谷は、不気味なほど静かだった。
昼なお薄い霧が村を包み、風車は動かず、鳥の声さえも消えていた。
老婆タツの葬りが終わってから、人々は風を恐れるようになっていた。
外に出る者も少なく、戸口を閉ざして火を絶やさぬようにと、村長の屋敷の鐘が鳴った。
――だがその鐘の音も、もう主を持たない。沢渡庄三は未だ昏々と眠り続けている。
その夕刻、宿の縁側でポン助は湯呑を手にしていた。
空は鉛色で、霧の筋が山の端から谷へと流れ込んでくる。
軒先の風鈴が鳴るたび、ポン助は目を細め、何かを数えるように風を聞いていた。
美鶴がそっと声をかける。
「……また、風が止まりそうですね」
ポン助は軽くうなずいた。
「ええ。風が止まると、何かが動きます」
その言葉の意味を問う前に、宿の外から急ぎ足の音がした。
駆け込んできたのは、清乃だった。
顔は青ざめ、息を切らせている。
「先生が……黒岩先生が、今夜、村を出るって」
ポン助は茶を置き、ゆっくりと立ち上がった。
「ほう。風が吹く前に逃げるとは、賢い方ですな」
「逃げる? 先生はそんな人じゃ……」
「さて、それはどうでしょう」
彼は帽子を取り、ぽんと埃を払った。
「みんなを集めましょう。
――この谷の“風”に、もう一度話を聞く時間です」
夕刻、ポン助は村の辻に立った。
その姿を見つけた村人たちは、半信半疑の顔で集まってくる。
彼は風車小屋を指さし、にやりと笑った。
「死人が眠る祠も悪くないですが、今夜は“風の歯車”に話してもらいましょう。
どうやら、あの場所が一番、風の通りがよい」
美鶴が慌てて止めようとした。
「本気でそんなことを? あそこは危険です!」
「ええ、危険ですとも。けれど、真実というのは、だいたい危ないところに落ちているもんでしてね」
ポン助はそう言って、霧の中を歩き出した。
足音が石を打ち、風が低く唸る。
村人たちは互いに顔を見合わせたが、誰ひとり彼の背を止めようとはしなかった。
やがて、風車小屋の扉が開く。
中は闇に包まれ、機械の残響だけがかすかに響いていた。
「さて――始めましょうか。
風に問えば、きっと答えてくれます。死人の声も、風の声も、たいして違いませんからな」
そのときすでに、外では風が動き始めていた。
まるで何かが呼応するように、谷全体が低く鳴り始めていた。
――そして夜。
村の者たちは、恐れと好奇心に背を押されるようにして、ひとりまたひとりと風車小屋へ向かった。 黒岩医師も現れ、部屋の隅に陣取った。
外は嵐の前触れのように風がうねり、建物の鉄骨が低く唸っていた。
中央の床には白布が敷かれ、灯明が三つ、等間隔に並んで揺れている。
その光の中に、金田一ポン助が座っていた。
頭には布を巻き、両手を合わせる。
まるで降霊術でも始めるかのような、奇妙な静けさが満ちていた――。
灯明の炎が、風の流れに合わせて小刻みに揺れた。
金田一ポン助は、白布の中央に座したまま、ゆっくりと目を閉じる。
「皆さま……」
その声は低く、しかしどこか柔らかく響いた。
「今日は風の声をお借りして、亡くなった方々に問いを立てようと思います」
ざわついていた村人たちが、息を潜めた。
外では風車が軋み、鉄骨が低い唸りを上げている。
その音が、まるで何かの呼吸のように感じられた。
「風の中に真実がある……そう申したのは、わたしではなく、谷の方々ですな」
ポン助はそう言って、掌に紙片を広げた。
そこには、川井悟、中島正樹、そして老婆タツの名が墨で記されている。
「この三つの名に、風が応えれば、きっと何かが見える」
彼は小さな鈴を取り出し、灯明の火にかざした。
鈴はタツの胸元から見つかったもの――あの祈り袋の中にあった鈴だった。
「タツさん、あなたの風を、少しばかりお借りしますよ」
ポン助が鈴を振ると、
“ちり……ん”
音が鳴るたびに、炎が震え、室内の空気がわずかに冷たくなった。
「……川井悟。中島正樹。タツ婆さん。
風の神に手を引かれた三人よ。
この谷の者たちに、最後のひと言を残しておくれ」
静寂。
誰も息をしなかった。
そのとき――。
建物の隙間から、一陣の風が吹き込んだ。
灯明が一瞬、横へ流れ、白布の端がひらりと浮く。
美鶴が身をすくめた。
「風……いま、下から吹きました」
ポン助は動かず、目を閉じたまま口元だけで微笑んだ。
「ええ。風は“答え”を持ってくるものです」
炎が再び揺れる。
鈴が、誰の手も触れていないのに“ちり……”と鳴った。
その瞬間、清乃がはっと息を呑み、口を開いた。
「……風が」
ポン助がゆっくりと目を開ける。
「風が、先生の中で――笑ってる」
空気が凍りついた。
全員の視線が一斉に、部屋の隅へ向く。
白いシャツの袖をまくった黒岩が、薄暗い灯の中で立っていた。
沈黙の中、彼はゆっくりと、唇の端を上げた。
「……やれやれ。やっぱり、こうなるんですね」
炎がぱちりと鳴り、風車の歯がひときわ大きく回った。
風が吠え、谷全体が低く震えた。
――まるで、誰かが本当に笑っているかのように。
沈黙の中、黒岩の唇がわずかに動いた。
灯の影が頬をなぞり、笑みなのか、苦痛なのか、誰にも判別できない。
「……どうして、そう思うんです?」
彼の声は静かで、どこまでも理性的だった。
だが、その声を震わせるように、外の風車が低く鳴った。
ポン助は立ち上がらず、白布の上から視線だけを黒岩に向けた。
「風は、嘘をつかない。……あんたの袖口が、昨日の夜から油臭いのが証拠です」
「油?」
黒岩の眉がぴくりと動いた。
「風車の軸をいじったでしょう。あそこに混じっていた“薬品臭”――村では誰も知らない調合でしたな」
ポン助は静かに言葉を重ねる。
「あんたが動かしたあの風は、ただの風じゃなかった。
毒を含ませた風ですよ。吸えば血が薄れ、心臓が止まる。
――中島正樹も、タツ婆さんも、あの夜は強い風の中にいた」
黒岩は沈黙を保ったまま、片手で眼鏡を押し上げた。
「推理ですか。あなたは、いつもそうやって“物語”を作る」
ポン助はにやりと笑う。
「ええ、物語です。けどね――あんたがどんなに理屈を並べても、
“風”は全部、見ていたんですよ」
再び、鈴が“ちり……”と鳴った。
灯明がゆらぎ、清乃が息を詰めた。
黒岩の視線が、鈴の方へ吸い寄せられる。
そして、声が掠れた。
「……あれは、偶然だったんです」
ポン助の声が重なる。
「偶然じゃない。“退屈”です」
その言葉に、黒岩の肩がびくりと動いた。
風が一陣、吹き込む。
灯が消え、暗闇の中に声だけが響いた。
「あなたは風を支配できると思った。
いや、違うな――あなたが欲しかったのは、退屈の埋め合わせですよ」
沈黙。
そして、低く笑う声が闇の中から漏れた。
「……やっぱり、君の“人間観察”は昔から嫌いだった。
結局、君のほうが正しかったんだな」
ポン助は首を傾げた。
「昔から? ……ほう、どうやらお互い、風の縁があったようですな」
黒岩はゆっくりと語り始めた。
「私はね、かつて都市の研究所にいた。
“人の血液が酸素に触れた瞬間、微細な化学反応で風の分子を動かす”という説を出したら、皆に笑われた。
“血が風になるものか”と。――だから、証明したかった。
最初は動物で試した。うまくいった。
でも……そのあとが暇でねぇ……」
彼の声は、笑いとも嗚咽ともつかぬ調子に変わっていた。
「風が吹かないと、村人が不安がる。だから、吹かせてやったんですよ」
「鎌鼬の正体は……あなたが起こした風、ですか」
「ええ。薬品で、空気の層を熱で動かした。小さな風の爪をね。
空気は、少し刺激を与えるだけで暴れるんです。人間と同じですよ」
その声は、嘲笑とも叫びともつかぬ震えを帯びていた。
外の風車が、まるで呼応するように低く鳴った。
「風は、恐怖を喰う。誰かが恐れれば、風はまた吹く。
私は……ただ、それを確かめたかっただけだ」
ポン助は首を振らず、ただ帽子のつばを軽く押さえた。
「確かめたかった、ですか。
あんたが確かめたのは、風じゃない。――人間の限界です」
黒岩の肩がぴくりと動く。
「限界? 違う! 私は……“越えた”んですよ!」
その叫びに応えるように、外の風が唸った。
窓の隙間から一陣の風が吹き込み、灯明が激しく揺れる。
清乃が悲鳴を上げ、美鶴が布を押さえた。
「見えるか! この谷を支配するのは、風でも神でもない――人間だ!」
黒岩は叫び、足元の床を踏み鳴らした。
その瞬間、風車の影が壁に走り、鉄骨が軋み始める。
「やめてください!」
美鶴の声が掻き消されるほど、風が強まった。
机が倒れ、灯が吹き消され、闇の中で風が獣のように唸る。
「先生!」清乃が泣き声で呼んだ。
だが黒岩は笑いながら外へと歩み出た。
風に押されるように、扉が破れ、暴風が流れ込む。
「見なさい! これが、私の“風の実験”の完成形だ!」
彼は風車の足場へ駆け上がった。
その姿は、まるで風そのものに取り憑かれたようだった。
ポン助は立ち上がり、帽子を押さえたままつぶやく。
「こりゃまた――風が怒ってますな」
天から閃光が走った。
風車の羽が狂ったように回転し、鉄の悲鳴が谷を裂く。
稲妻の閃光に照らされ、黒岩の身体が一瞬宙に浮いた。
「やめて、黒岩先生!」
美鶴の叫びも届かない。
黒岩は両腕を広げ、風を受けながら笑った。
「これが……私の風だぁッ!」
次の瞬間、爆ぜるような音。
鉄の影が彼を呑み込み、血飛沫が霧となって夜空に散った。
風は唸り、回転を止めない。
だが次第に、その音も細く、弱く――やがて谷全体が静まり返った。
焦げた薬品の匂いが漂う中、ポン助はただ、風を見上げていた。
「……やっぱり、本物の鎌鼬も、いたのかもしれませんねぇ」
風車が最後に一度、きぃ、と鳴り、止まった。
夜の闇の中で、風が微かに笑ったように聞こえた。
鉄の悲鳴が遠ざかる。
風車の羽がゆっくりと止まり、谷に沈黙が降りた。
風は嘘のように消え、ただ焦げた匂いと、湿った鉄の味だけが空気に残っていた。
ポン助はしばらく何も言わず、帽子を取り、胸の前で軽く黙礼した。
その横で、美鶴が震える手で口を押さえ、清乃は崩れ落ちたまま嗚咽をこらえている。
灯明の残り火がひとつだけ、ゆらゆらと赤く揺れ、
それが風車の支柱に映り、まるで黒岩の影がそこにまだ立っているように見えた。
「……風も、人も、どちらも思い通りにはいかんもんですな」
ポン助の声は、まるで独り言のように静かだった。
「抑えようとすれば暴れ、閉じ込めれば逃げる。
先生は風を支配したつもりで、自分が風に囚われたんでしょう」
誰も言葉を返せなかった。
ただ、風車の影がゆっくりと傾き、夜明けの白みが谷の端に差し始めていた。
鳥の声が一声、空気を切るように鳴いた。
その音に、誰もが初めて“生きている”という感覚を取り戻す。
ポン助は倒れた風車の根元を歩き、鉄の支柱に手を触れた。
「風は、誰のものでもない。けど、人は勝手に名をつけて安心する。
“神”とか、“怪”とか、“科学”とか。……まぁ、どれも似たようなもんですな」
彼は軽く背伸びをし、朝霧を吸い込んだ。
鼻の奥にかすかに残る薬品の匂いに、ふと眉を寄せる。
「薬くさい風……まだ少し、残っておる」
美鶴が顔を上げる。
「先生の実験のせい、ですか?」
ポン助は笑いもせずに答えた。
「さぁ……けど、風ってのは、何かを覚えるもんです。
あの人の想いも、きっとまだどこかで吹いてるでしょう」
谷の向こうから、朝日が昇る。
それは血の色ではなく、温かな金色だった。
清乃が祠の方を見つめ、手を合わせる。
「……ありがとう、風の神様。そして――金田一さん」
ポン助は首の後ろをかきながら、苦笑いを浮かべる。
「いやぁ、わたしは“金田一耕助の遠い親戚”ということになっておりますが……ポン助です」
そう言うと、清乃は涙の中で微笑んだ。
風が彼女の頬を撫で、ひとしずくの涙をさらっていく。
その風の向こうで、ポン助の帽子のつばがふわりと揺れた。
エピローグ
昼を少し過ぎた頃、ポン助と美鶴は村を発つ準備をしていた。
けれど、その前に一つだけ、立ち寄る場所があった。
沢渡家。
障子を透かして差し込む光はやわらかく、部屋の中には久しぶりに人の気配が戻っていた。
床に伏していた庄三は、まだ顔に青白さを残していたものの、
清乃の差し出す湯呑を自分の手で受け取れるほどに回復していた。
「……迷惑をかけたな、ポン助さん」
弱々しい声に、ポン助は帽子を取り、軽く頭を下げた。
「いえいえ、村長。風も病も、いつかは通り過ぎるもんです。
人の心が折れん限りは、また吹きます」
清乃が膝の上で手をぎゅっと握った。
「おじいちゃん、また風が吹くよ。きっと」
その言葉に庄三はうなずき、微笑んだ。
「……ああ、清乃。風の声が、やっと穏やかに聞こえる」
ポン助は縁側に出て、庭の木々の葉を見上げた。
「鎮まったようですな、谷の風も」
清乃はそっと彼の隣に立つ。
「治田さん……また来てくれますか?」
ポン助は帽子のつばを指で押さえ、目を細めた。
「ええ、風に呼ばれたら。――そのときは“金田一ポン助”でお願いしますよ」
清乃がくすりと笑い、風が二人の間を抜けた。
その音は、どこかで聞いた“くすくす”という笑い声にも似ていた。
* * *
それから二時間後、ポン助と美鶴は村を発った。
軽トラックの荷台には、風車小屋から運び出した道具と、濡れたノートが一冊。
谷を出る一本道を走る車の窓からは、あの風車の影がゆっくりと遠ざかっていく。
羽は止まったままだったが、どこかでまだ、風が鳴っているようにも思えた。
美鶴は膝の上でノートを開いた。
紙の端には黒いシミがいくつも滲んでいて、そこに震える手でペンを走らせる。
タイトルは――『風ノ谷連続怪死事件 鎌鼬の正体』。
しばらく考えたのち、彼女は“正体”という言葉を線で消し、
その上にそっと書き足した。
『――あるいは、風が見た夢』
「記事、どう書くんです?」
ポン助の声が、助手席から穏やかに響く。
「“風の祟り”でも、“科学の暴走”でも、どちらでもええでしょう。
けど一番大事なのは、“人が怖がると風が吹く”――そのことですな」
美鶴は小さくうなずいた。
「怖がると、風が吹く……」
「ええ。風ってのは、人の心の隙間を探すもんです。
怒りでも、悲しみでも、退屈でも。そこに吹き込むのが“鎌鼬”という奴でしょうな」
ポン助は煙草を取り出したが、やはり火をつけずに指で転がした。
「恐れも祈りも、風のようなもんです。どこから来て、どこへ行くか分からん。
でも――確かに、そこに吹いたという痕跡だけは残る」
軽トラックが坂を下る。
エンジン音が低く唸り、風が窓の隙間から入り込み、美鶴の髪を揺らした。
彼女はノートの最後の行に、そっと書き加える。
> 「鎌鼬は、誰かを傷つけるために風を起こすのではない。
> 人が風を信じる心を、ただ試しているのかもしれない。」
書き終えると、彼女は小さく息を吐いた。
ポン助が隣で帽子を目深にかぶり、眠ったふりをしている。
けれど唇の端には、微かな笑みが浮かんでいた。
「でも……また吹きますよね、あの風」
と、美鶴が呟いた。
ポン助は目を閉じたまま、ゆっくりと答える。
「ええ、そりゃあ――風ですから」
トラックの後ろで、谷風がふっと渦を巻いた。
それは柔らかく、どこか懐かしい音をしていた。
“くすくす”と笑うような風の声。
美鶴は振り返り、遠く霞む風車の影を見つめた。
それはもう動かないはずなのに、ほんの一瞬、羽がひとりでに揺れた気がした。
まるで鎌鼬が、最後の挨拶をしているかのように――。
そして、風は谷を抜け、どこか遠くへ消えていった。
『鎌鼬のいたずら――金田一ポン助霊怪事件帖~完』
■ 登場人物
金田一ポン助(治田笑男)
40代後半の自称霊媒師。どこか人を食ったような態度だが、鋭い観察眼を持つ。
「幽霊の正体は、だいたい退屈した人間ですよ」とよく口にする。
矢崎美鶴
新聞記者。発電計画と村の対立を取材するために同行。
最初はポン助の胡散臭さに辟易するが、次第にその奇妙な洞察に惹かれていく。
沢渡庄三(村長)
風ノ谷村の長。外の力を拒み、風力発電計画に猛反対。
村の古い祠の封印を守っており、「風は人の力で縛るな」が口癖。
村のためを思っているが、頑固さゆえに周囲と対立する。
黒岩貞次郎(医師)
村の唯一の医師。かつて都市部で研究職にあったが挫折し、風ノ谷に流れ着いた。
冷静沈着で、村人からは「理性的な都会の人」として頼りにされている。
柿沼亮介
発電事業の現場監督。理屈っぽく、村人を軽んじる発言で敵を作る。
第1の犠牲者。
祠守り・老婆タツ
村に伝わる祠を守る年老いた巫女。
「風の神を怒らせてはならぬ」と呪文のように唱える。
ポン助を“風を呼ぶ男”と恐れる。
沢渡清乃
村長の孫娘(10代後半)。
幼い頃から“風の声が聞こえる”と語る不思議な少女。
村人たちは彼女を“風の巫女の生まれ変わり”と呼び、避けている。
物語を通じてポン助に心を開き、風の異変を察知するキーパーソンとなる。
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